2007年3月25日日曜日

スターログ ストライクス バック なるか?

これが私が初めて購入したツルモトルーム編スターログ。1979年8月号と書いてあるところからしてかれこれ28年前のものというわけで、サイケなロックミュージシャンなら生涯を全うしていてもおかしくない年数が経ってしまったいうことになります。

スターログ誌はアメリカでは定番化しているSF映画情報誌の日本語版であり78年8月から87年2月まで刊行されていました。その後、99年から去年あたりまでは竹書房からも再出版されていました。

とにかく少年時代の多感な時期に多くのことをこの雑誌から学ばせてもらいました。どの記事をとっても新鮮で他の雑誌には載っていないような知らないことばかりのまるで宝箱のような雑誌でした。当時、掲載されている写真の一枚一枚に至るまでかじりつくようにして夢中で読みふけり、自分の投書が掲載された時などは飛び上がって喜んだことを憶えています。映画はSFというエンターテイメントを表現する最良の媒体であり、非日常・非現実を描いたSF映画こそが見るべき価値のある映画であると信じて疑わなかったころの私にとって、神聖な書物だったのです。

雨季の到来を察知し地中の繭から肺魚が這い出てくるのと同じように、スターウォーズの日本公開が近づくといつの間にやら当たり前のごとく書店で平積みになっている同誌。サーガ本編は終了してしまいましたが、怒濤のリニューアル3D版の公開も控えていますし、エピソード3と4の間を埋めるスピンオフシリーズの制作も進行しているようなので、再び読むことができる日もそう遠くないのかもしれません。

以前にも別の雑誌について似たようなコメントを述べたのは、単なる集団デジャブと推測されます。

2007年3月21日水曜日

Coca Cola CF -rollerblade version-

10年以上前にオンエアされたコカコーラのCF。当時、このCFがオンエアされる一週間ほど前から放送を事前告知する予告がTV放映されておりました。本編よりもむしろそちらを見た回数の方が多かったかもしれません。それほど気合いの入った作品だと言うことでしょうし、確かによくできている(広告としての費用対効果は不明)と思います。"SE7EN"撮影前のデビッド・フィンチャーが監督であるという話は未確認です。ましてやリドリー・スコット監督がご覧になっているのか、その感想はいかなるものだったのかなどは、残念ながら私の知るところではないもののやはり何度見ても突然変異的な素晴らしい出来映えに感動してしまいます。

2007年3月20日火曜日

my kind of movie scene 1 : StarWars episode5

個人的に気に入っている映画の場面を集めていこうと思います。

まず、初回は「スターウォーズ 帝国の逆襲」から。物語の終盤でクラウドシティからルークを救出したもののハイパードライブを壊されたミレニアム・ファルコンがスーパースターデストロイヤーのくさび形船体側面をかすめぶシーです。どうです、この迫力。画面の左後方から現れたミレニアム・ファルコンがぐんぐん小さくなっていき最後は点になっています。ここまで両船のサイズに差があるのは尺度的におかしいんじゃないのかという不信心な邪念を軽くぶっ飛ばす圧巻のシーンです。

際にはSSDのエッジ部分のみを再現した大型模型をモーションコントロールカメラで撮影し、別撮りのミレニアム・ファルコンやTIEファイターをット合成したものです。今日のCGIではまだまだ表現しきれない膨大な画面情報量が生み出す迫力には公開から25年以上経った今でも新鮮な感動を覚えます。同シリーズ最終作である「シスの復讐」の冒頭における艦隊戦シーンでもスピード感や艦船の物量では圧倒できていたものの、これほどの巨大感を表現するには至っていませんでした。


シリーズ中でも特に印象的な名シーンがちりばめられた
不朽の傑作「スターウォーズ 帝国の逆襲」、、、。幼い頃に観て影響を受けた作品と同様の感動を与えてくれるような映画に巡り会うことなどそうそうあることではないのでしょう。ジョージ・ルーカス監督をはじめジョン・ダイクストラやリチャード・エドランドなどのILMの皆様、本当にありがとうございました。

2007年3月11日日曜日

SA1F00A : CFE-02 meets ATOK14

このほど「World Community Grid」へ日本語ページが公開されたことにいともたやすく感化され、わが家の常時起動PCにもクライアントをインストールしてみました。その昔「SETI@home」にかなりムキになった気恥ずかしい記憶があるので、今回は自制心をもって熱くならないよう程々に参加させてもらおうと思っている次第です。 --只今、黙々とゲノムコンパリゾンを実行中--

さて前回に引き続きSA1F関連の話題。

ごく限定された理由により(言い換えれば先立つ
ものがない為)、外出時SA1Fでのネット接続には、その昔PDA用に購入したNECインフォフロンティア製CFE-02という骨董品をいまだ現役で使っております。ところがダイアルアップ接続したままある程度の時間通信していると、接続が途切れるという事象が毎回必ず発生していました。Windows上ではコネクションが確立したままのステータスとなっていて、トリガーも不明なのですが、明らかにサーバーとのコネクションは切断されており通信不可となってしまうのです。先代のモバイル機VAIO UX-90でも同様の症状だったことや、W-SIM+"DD"を使っての接続ではなんら問題ないことから、キャリア移管後のWillcom側システムとの相性が悪いのだろうと得意の"なんちゃって"分析をしてひとり納得していました。Air-H"時代の遺物を使い続けるのもそろそろ限界だなと見切りをつけかけていたところ、ジャストシステムのサポートページでATOK14アップデートモジュールをダウンロードしようとした際に、ふと「ATOK14 for Windowsダイアルアップ接続問題対応モジュール」なるものが目にとまりました。それはもう川底で例のいとしいしとを見つけたデアゴルよろしく、、、、。とは言ってもその時点では、ATOKとCFE-02(ドライバ)とのコンフリクトなど全く想像していなかったので、ほとんど期待せずにインストールしてみたのですが、どうやらこれがBINGOだったようです。それから一週間以上経過しても通信が途中で切れるような現象は一度も再現していません。

ATOK14とCFE-02、どちらもずいぶん昔の商品で、もはや現役で利用されている方も少ないでしょうし、更にその併用となるとこれはもうかなりの少数ユーザーにしか関わりのない話題であろうことはうすうす察しつつ、或いはどなたかのお役に立てればと掲載しました。

愚者の環境がまたわずかながら改善されたという物語、、、さらに続きます。

2007年3月9日金曜日

SA1F00A : Wireless LAN reboot batファイル

工人舎SA1F00Aを使い始めて1ヶ月ほど経ったので、このあたりで一度気づいた点をメモしておきます。

インストールするソフトさえうまく選んでやれば(≒軽いソフト限定使用なら)機嫌良く軽快に動作する通称サイフくん。普段はすこぶる安定しているのにもかかわらず、ワイヤレスLAN周りでは2点ほど気に
なるところがあります。

1点目は、WindowsUpdateでWinbond 802.11 b/g USB Wireless Adapterのドライバアップデートを何度実行しても失敗する。WU以外で最新のドライバをアップデートする手段がないか模索するも未だ解決策見つからず。すっきりせずどうにも気持ち悪い。
2点目は、「休止」-「復帰」を繰り返すとウィンドウズが802.11 b/g USB Wireless Adapterをうまく認識できなくなり、ワイヤレスLANに接続不可となる。(デバイスマネージャ上でもエラー表示される)

ネットを検索した
限り、双方とも同様の現象についての報告がある様子。しかし、すべての個体に発生しているわけではなく、むしろごく少数の事例しかないようです。
まぁ、かくいう私のサイフくんも上記の点以外はかなりの優等生ぶりで手を煩わすことがほとんどないだ
けに、なおさら惜しまれるわけです。
で、某掲示板を調べてみると異常時にはUSBのバスコントローラを再起動すればワイヤレスLANが復旧するとの記載があり、尚かつその作業をバッチファイル化する方法も載っていたので、それらを参考に自分の環境で動作するようDOSのBATファイルを作成しました。以下にその手順をまとめたので、同じような事象でお困りの方は試されてはいかがでしょうか。
※図はクリック
で拡大します。

1.まずはコマンドラインでデバイスを制御可能にするために
デフコンならぬ「DevCon.exe」をマイクロソフトよりダウンロードします。(ページ中ほどの「DevCon パッケージ リリース日 : 2003 年 1 月 29 日」のところをクリック)

2.ダウンロードしたファイルをダブルクリックし任意の場所に解凍します。(画面ではCドライブの"devcon"フォルダに解凍するよに指定しています)

3.解凍されたファイルの中にできている"i386"フォルダ内にあるdevcon.exeを
CドライブのWindowsフォルダにコピーします。これでdevconコマンドが使えるようになりました。

4.次にBATファイルを作成します。スタートメニュー⇒プログラム⇒アクセサリ⇒メモ帳を選択して白紙のメモを開きます。
そこへ以下の4行全てをコピー&ペーストで貼り付けます。

devcon disable "PCI\VEN_1022&DEV_2094&SUBSYS_2094102
2&REV_02"
devcon disable "PCI\VEN_1022&DEV_2095&SUBSYS_20951022&REV_02"
devcon enable "PCI\VEN_1022&DEV_2095&SUBSYS_20951022&REV_02"
devcon enable "PCI\VEN_1022&DEV_2094&SUBSYS_20941022&REV_02"


6.貼り付けたら、ファイルメニュー⇒名前をつけて保存で「reboot_WLAN.bat」などとして任意の場所に保存する。基本的にはこのファイルを実行すればいいはずですが、赤字部分は私のSA1A00A上での値なので全てに通用するとは限りません。ご自分の環境を確認する必要があります。

7.スタートメニュー⇒設定⇒コントロールパネル⇒システムを開いて「ハードウェア」タブをクリック。「デバイスマネージャ」ボンをしてデバイスマネージャを開きます。

8.デバイスマネージャが開いたら、「USB(Universal Serial Bus)コントローラ」下に表示される「標準 OpenHCD USB ホストコントローラ」のプロパティを表示。詳細ダブを開いてプルダウンメニューから「ハードウェアID」を選択。一番上段の文字列が上記BATファイルの1行目と3行目の赤字と同じであればそのままで問題ありません。異なっている場合はその値に書き換えます。

9.
同様にデバイスマネージャで「標準 OpenHCD USB ホストコントローラ」の次に表示される「標準エンハンス PCI to USB ストコントローラ」のプロパティからハードウェアIDをチェックしBATファイルの2、4行目の赤字と見比べてください。同値ならそのまま、異なれば修正します。

10.確認が済んだら、できあがったBATファイルをダブルクリックして実行しましょう。ウィンドウが開いてUSBコントローラを順番に無効にし再び有効にするプロセスが表示されれば成功です。※処理中は全てのUSB機器が使用できなくなるのでご注意ください

根本的な問題の解決にはなっていないことにはひとまず目を閉じるとして、この対処療法により無線LAN不調の度にわざわざSA1Fを再起動する必要がなくなっただけでも目覚めのよい朝を迎えられるというものです。

2007年3月4日日曜日

groovisions screensaver GRV2213

私が最近気づいただけの一般的には目新しくも何ともない話。

京都発groovisionsの2002年作品「GRV1778」、ただただ車が道路を走行していく様を俯瞰で描きつづるCG映像が20分収録されているというシンプルなDVDです。BGVに程良い感じでホームパーティーの序盤にはかなり重宝します。アンビエントなサウンドトラックも流れるような映像とうまくマッチして何度見ても飽きません。

とはいうもののさすがに最近は埃をかぶっていたこのDVDにそろそろ続編でも出ていないかとネットを探索してみると、なんと新作「GRV2213」が発表(それも2005年)いるではありませんか。しかも今回の作品はDVDではなく、PC用スクリーンセイバーという形で提供され、日産自動車のCUBEプロモーションのページから無料でダウンロードWin版Mac版できるとのこと。折しも「MS純正のすてきなスクリーンセーバーもいいけど、たまには違うのもいいな」と探していた私にとって願ったり叶ったりの発見でした。肝心の作品内容についても走行シチュエーションが増えていたり、車種(もちろん日産車)や昼・夜の変更など簡単なインタラクティブ機能も追加されてDVD版より盛りだくさん。仕上げにこの映像にあわせたBGMとしてiTunesなどでインターネットラジオ局ETN2: Progressiveあたりにチューンすれば、かなりいい感じになります。「いちいちマウスクリックで終了しなくてはいけない」や「スクリーンセイバー本来の目的を考えるといささかマシンパワーを要求しすぎる」など茶目っ気たっぷりなあたりも含めて、「GRV1778」同様しばらく楽しめそうです。
遅まきながら、関係者の皆様に御礼申し上げます。

ループ動画の継ぎ目探しに異常に執着してしまう方や、アイドル中もPCのリソースを使い続けなければないという強迫観念のある方にお奨めします。

2007年2月27日火曜日

It's a "WIRED" world

1998年11月号をもって休刊となったままの月刊誌"WIRED"。IT関連の最新情報をサブカルチャー視点から捉え、ガジェット、音楽、映像、ライフスタイルなど様々な分野のネタをポップな紙面で紹介する雑誌として、希有な存在だったと思います。GeekではあってもNerdではない雰囲気。

IT関連の記事が中心ながらそれだけにとどまらず、写真のウィリアム・ギブソン特集の他、クエイ
兄弟や、ダグラス・クープランド、ブライアン・イーノなどをフィーチャーした号もあり、私にとって隅々まで読み応えのある毎月の刊行日が待ち遠しい雑誌の一つでした。

最近ではOLPCでご活躍中のニコラス・ネグロポンテ氏がメディアラボ時代に提言した来るべき「ワイヤードな世界」をベースキーワードとして創 刊された(と記憶している)この雑誌。その当時は常時携行できる小型PCや常にオンラインな生活などまだまだ夢の話でしたが、今日ではある程度現実のものとなりつつあります。ネット版の"HotWired"も昨年から更新休止状態ですし、日本でのWIRED減速の経緯には、ITの日常生活への浸透が進み、それらのサブカルチャーたる独特のアングラなにおいが薄まって一般化してしまったこともあげられるのかもしれません。

そんなわけで、この手の情報を集約して知る手段がもう存在しないとわかったときは、後年ナップスターが駆逐されてしまったときと同様、強制的に後戻りさせられた不便さを痛感し、感慨深く窓辺に一人佇んだものです。

こんな寂しい現状の日本版とは無関係に米国のオリジナル版はまだまだ健在のようですし、できれば日本版にもいつの日か復刊してほしいものです。

2007年2月11日日曜日

"THX1138"的かつ"アイランド"ライクな "1984"ワールド

今回もYouTubeネタです。
1984年、当時のアップルコンピュータがマッキントッシュのプロモーションとしてスーパーボールのハーフタイムにたった一度(自称)だけ放送したと言われる伝説のCF「1984」。そのメイキング入りの動画を見つけましたので、ご興味のある方はどうぞ。最後にはきちんとフルバージョンの「1984」も見せてくれます。演出中のリドリー・スコット監督がチラッとではあるものの、映っておられます。映画「Pirates of Silicon Valley(邦題バトル・オブ・シリコンバレー:DVD国内未発売)のオープニングではジョブス氏御自ら撮影現場に出向いたことになっていますが、このビデオではそのお姿を識別することはできませんでした。
荒廃した「THX1138 4EB」的世界の映像は尺が短いことも相まってか、何度見ても見飽きません。





喜び勇んでさらに「レミングス」を探していたところ、代わりにHAL9000が登場するY2KキャンペーンのCFを発見しましたのでこちらも併せてお楽しみください。ここで描かれているのは状況からして木星へのミッションの序盤での発言と推測されます。そしてこの後ボーマン船長が自分よりマッキントッシュの方が好きなのだと思い詰めたHALが煮えたぎる嫉妬心から羽目を外してしまうのは、みなさんもご存じの通り。その罰としてシャットダウンされたあげくに硫黄まみれになりながら、木星とイオのラグランジュ点付近をこの先3年ほど漂うはめになるわけです。


肝心の「レミングス」が見つからないのは中国国内で『天安門』が自由にネット検索できない理由と同様、私の理解を超えた何らかの大きな力が働いているからなのかもしれません。

2007年2月9日金曜日

Solid State "Drive" Survivor

"SSD"というキーワードでネット検索をかけると「スーパースターデストロイヤー」(ベイダー卿が搭乗される我らが帝国軍の旗艦)が多数結果にあがる件はとりあえず置いておいて、いわゆるSSD(Solid State DiskもしくはDrive)の価格が次第に下がりつつあるようだという話題。

本日のEngadget Japaneseの記事にはAppleの次期iPodにSSDが搭載される可能性ありと報じられており、いよいよ一般消費者向けの普及に拍車がかかりそうな予感です。その昔iPod miniに搭載されている1インチHDDがそれ単体で購入するよりiPodごと買った方が安かったため、無惨にもHDDを抜き取られたiPod miniたちの抜け殻が巷に溢れかえったのは記憶に新しいところです。今回もSAMSUNGあたりから安価にOEM供給を受け相応の価格でiPodが販売されれば、同様の惨劇が繰り返されるかもしれません。
とはいうものの同HP1月12日の記事、「現在32GBで600ドルのOEM価格が来春には300ドルを切る可能性も」という意見を参考にすれば、128GBのSSDが2万円以下で手にはいるのはまだまだ先になりそうです。

前回のエントリで取り上げた工人舎のSA1Fはファンレス仕様、LEDバックライトを採用しており、唯一の回転体であるHDDをSSDに換装できれば、まさに正真正銘のソリッドステートPC化が可能。そうなれば、少し大きめ(所有者側視点)PDAライクなハードでフルスペックWindowsXPが動作中という満足感を人知れず密かにかなり怪しく楽しむことも夢物語ではありません。その他、ほとんど退役状態のThinkpad i1124や事実上のメインマシンDell inspiron 700mなども新たに生まれ変わると思うと小躍りしたくなる思いです。

アリジゴクはウスバカゲロウへ、ホバーパイルダーはジェットパイルダーへ、ワンスピンドルPCはソリッドステートPCへ、、、こんなごく自然な流れが当たり前に実現する世界が早く訪れることを願い結びとさせていただきます。

2007年2月2日金曜日

SONY VAIO VGN-UX90 → 工人舎 SA1F

外出先用のモバイルPCとして去年6月から愛用していたVAIO Type-Uを手放すことにしました。苦渋の決断に至ったのはキーボードの操作性にどうしても慣れることができなかったのが主因。同機最大の特徴であるスライド式親指キーボードに馴染めなかったのは、ひとえに私の努力が足りなかったことは明らかなのでこれ以上は申しませんが、思い起こせば前後に搭載されたカメラやFeliCaポート、MemoryStickスロットなども試用と誤って指が当たった時以外は使わなかったような気がします。画面のサイズもたとえ高精細技術で広表示領域を実現しても、実用的である小型化には限度があるなと痛感しました。これによって「いつかはOQO」といったいかにも不穏当な渇望も、私の場合はきれいさっぱり忘れ去ることができました。

Type-Uの後釜として新たにその座に着くことになったの
が工人舎のSA1F。Type-Uを下取りに出して購入した(それでお釣りがきた)ということから、一見すると「逆わらしべ長者」状態と思われる向きもあるかもしれませんが、あのままType-Uを使い続けることを考えると環境はかなり自分にフィットしたように思います。

ファーストインプレッションは価格と商品のバランスがとてもよくとれているということ、細部の作り込み、質感も期待以上ですし、OSの動作も思ったよりきびきびしています。各所でさんざん言われているように、キーボードは多少打ちづらい感があるものの、前述の機種遍歴を考慮い
ただければ私の場合は何も不満は感じていないことどころか、多少の取りこぼしタイプミスも笑顔で受け入れられるというのもご理解いただけるのではないでしょうか。まとめWikiを参考にレジストリ値を変更した後は、長文入力も充分に実用に耐えうるものとなりました。本ブログもSA1Fより投稿しています。

外観で気になった点は、
-本体背面のWindows Genuineシールがなぜかすり切れ、部分的に剥がれている
(どうやら仕様のようです)

-TFT左側のポインタの取り付けが中心からずれている(写真では見づらいかも)

-キーボード手前のタッチパッド用マウス左クリックボタンの反応が今ひとつ
-CFスロット内部に不可思議な突起(type2の挿入を阻止するため)があり、手持ちの通信カードが挿せなかったのですが、これはカッターで削って対処。
といったあたりでしょうか。まぁどれも使用に支障ない些細なものなのでこのまま使ってみようと思っています。

また、DVDの再生はGOMplayerやVLC_mediaplayerを使用すれば何とかOK。H.264などのmpeg4再生は少し試したところでは負荷が大き過ぎるようです。iTunesによるインターネットラジオ再生は問題ありません。Officeも問題なし。

使い方さえ割り切ればユビキタスな環境構築に重宝しそうですし、自分に対する「決して損していない」という暗示効果を差し引いても、よいトレードだったと思っています。
モニターを裏返して使えば、抜け毛が気になる現実と併せて脳内ピカード艦長も楽しめるし。

実際に使い込んでからの感想は追ってレポートしていきます。

2007年2月1日木曜日

トリプタン≒タオル

ここ10年ほど、何となく頭痛が多いなとは感じつつもそれなりにやり過ごしていました。ところが少し前、一週間以上に渡り連続的な頭痛に悩まされた事象をもって、自らの片頭痛を明確に認識するに至り、病院に通うこととしました。
そこで処方していただいたのがこれ。トリプタン系製剤のイミグランという錠剤です。で、効果のほどはといいますと、これはもう劇的に楽になります。今までは我慢するか、痛みがひどいときは一般的なアスピリン系鎮痛解熱薬でごまかしてきましたが、これはそれらの薬とは効き方のレベルが違うような気がします。医学的な知識がないので専門的な解説は他にお任せするとして少しだけ突っ込んで説明すると、トリプタン系製剤は他の鎮痛剤とは違い片頭痛治療の為に開発された薬らしく、
脳の血管の拡張と周辺組織の炎症を抑える作用があるとのこと。新薬なのでまだまだ一錠1,000円(保険適用前)と結構な値段するとはいえ、背に腹は代えられずしばらくは手放せそうにありません。ダグラス・アダムスは「銀河ヒッチハイクガイド」のなかで宇宙を旅するのに忘れてはならないものはタオルだと言っていますが、私が地球を去るときにまず掴むのはこちらになりそうです。

ちなみに私の場合の片頭痛の症状は以下のような感じです。
-緊張状態からリラックスした時に起きやすい⇒脳の血管が拡張しやすい
-上記の理由にから、休日、お酒を飲んだ時に起きやすい
-睡眠時間が長すぎても短すぎても起きやすい
-生あくびがでる、目の奥が痛い
-脈拍にあわせてずきんずきん痛む
-ひどくなるとものを考えたり目を動かしただけでもつらくなる
-同時に首から肩にかけてのコリや胸のむかつきを伴う
トリプタン製剤は今のところ医師の処方箋なしでは入手できませんので、症状が類似している方は一度相談されてはいかがでしょうか。

特定の症状にピンポイントで確実な効果を発揮する新しい医薬品にふれるたび、未来の到来を感じずにはいられません。

この薬があれば、あの鉄雄君の頭痛も少しは楽にしてあげられたかもしれない、そうすれば彼もヤケにならずに済んだのでは、、、と思うと胸が痛んで夜も眠れぬ思いです。〓

2007年1月31日水曜日

特捜ホールデン氏 in ノストロモ?

情報のデジタル化やネットのブロードバンド化のおかげで、これまで夢にも思わなかったものを見ることができるようになりました。長生きしていて本当によかった。
これは映画「ブレードランナー」の本編には使用されなかったいわゆる削除シーンです。



とは言うものの、正直言って私にはホールデンが何をまくし立てているのかさっぱり、、、なにやら差別語でレプリカントを罵っていることぐらいしかわかりません。などとうなだれていたところ、別の点が気になり始めました。ひょっとするとこのセットはエイリアンに登場したノストロモ号のコンピュータルームを流用しているのではないでしょうか。天井の照明あたりが酷似しているように感じます。ガフが操縦するスピナーが離陸するシーンのCRT表示も同作品からの流用のようですし、あり得るかもしれません。ざっとネットを巡ってみてもこの件に関する記載を見つけることはでず、これ以上の情報は得られませんでした。まぁいずれにせよ、この類のことは私が知らなかったというだけで、偉大なる先人たちによって既にさんざん議論され尽くされたトピックであることは間違いないでしょう。

こんなところで無防備に寝ていた同氏が回復後、食事中に急に暴れ出して口に無理矢理スプーンを突っ込まれるなんてことが起きないようにお祈りいたします。合掌〓

2007年1月30日火曜日

ソフトウェアのリストアップ

私が普段お世話になっている便利なソフトウェアをリストアップしてしておこうと思います。

-実際に利用したことがあり、機能に概ね満足している
-無料ですぐに試用できる
-インターネット経由でダウンロードできる
-日本語バージョンがある
といったあたりをとりあえずの基準として。

※以前別の用途で作成した文章を流用している為、文体に多少違和感があることをご了承ください。

ウィルス対策: avast! HomeEdition(アバスト ホームエディション 日本語版)
刻々と進化し巧妙になるコンピュータウィル
スに対応するため、ウィンドウズ搭載のパソコンではウィルス対策ソフトをインストールしておくのがほぼ常識となっています。ここでは無料で利用できるシステム常駐型のウィルス対策ソフトをご紹介します。インストール後に指示に従いユーザー登録(無料)さえ済ませてしまえば、12ヶ月間使用可能。また期間を満了しても12ヶ月おきに登録手続きを行えば継続して使用することができます。ウィルスを検知するための定義ファイル(これが古いと最新のウィルスを検知することができません)の更新も比較的頻繁に行われ、ダウンロードも自動で行ってくれます。また、外国製のソフトでありながら、日本のネット界固有の問題である「Winny」に対応するオプションも準備されており、有料商品に引けをとらない充分な機能を持っていますので、お薦めです。ダウンローは以下のリンク先より(日本語)〓

http://www.avast.com/jpn/download-avast-home.html


ファイヤーウォール: ZoneAlarm(ゾーンアラーム 日本語版)
ネットワークに接続しているパソコンを不正なアクセスから守り、必要な通信のみを通過させるファイアウォール。ウィンドウズパソコンのセ
キュリティには欠かすことができません。外部からの不正アクセスを防止するだけでなく、スパイウェアやトロイの木馬型ウィルスによるパソコン内部からの(個人情報などの)不正な発信も遮断してくれます。WindowsXPにも簡易なファイヤーウォール機能は搭載されているものの、より使いやすく高機能な他社製ソフトウェアファイヤーウォールが多数販売されており、利用者も増えています。ここでは、他の市販品と同等の機能を有しながら無料で利用できるZoneAlarmをご紹介いたします。特にWindows2000(標準ではファイヤーウォール機能が含まれていません)をお使いで、市販のファイヤーウォールソフトをインストールされていない方には、ご利用をお薦めします。ダウンローは以下のリンク先より(日本語)〓


http://www.zonelabs.com/store/content/company/products/znalm/freeDownload.jsp?dc=90dia&ctry=JP&lang=ja


スパイウェア対策 その1: SPYBOT(スパイボット)
ウィルス以上に被害が急増してる悪意のプログラム、スパイウェア。ウィルスソフト作者の多くが愉快犯であるのと違い、スパイウェアは裏商法などで利益を出そうとする金銭目当てものがほとんどです。感染するとあなたの個人情報やネットショッピング利用時のクレジットカード記録などが、パソコンから外部(スパイウェア作成者)へ知らない間に発信されてしまいます。これらの情報は不正な取引に利用されたり、スパムメール業者の情報源になったりするのです。最近ではウィルス対策ソフトメーカーもスパイウェア対策の商品を手がけるようになりましたが、ここでは老舗ソフトで且つ無料で利用できるSPYBOTをご紹介します。週に一回ペースで定義ファイルの更新が行われ、常駐保護の機能をオンにすればインターネット閲覧中知らぬ間にスパイウェアがインストールされることのないようあなたのPCを保護してくれます。ホームページは英語表記ですが、SPYBOTソフトのインストールおよびインターフェイスは日本語に対応しています。ダウンローは以下のリンク先より(英語)。〓



http://www.safer-networking.org/en/download/index.html


スパイウェア対策 その2: Windows Defender(ウィンドウズディフェンダー)
マイクロソフト純正の無料スパイウェア対策ソフトがリリースされました。システムに常駐し、悪意のあるソフトウェアが気づかぬ間にインストールされていないか監視してくれます。一般向けとしてはWindowsXP SP2以降にしか対応していませんが、純正ソフトだけありシステムとの高い親和性が売りです。以下のリンク先(日本語)の情報によく目を通されてからインストールをお薦めします。〓



http://www.microsoft.com/japan/athome/security/spyware/software/default.mspx


オフィスソフト(ワープロ、表計算、プレゼンテーション他): OpenOffice.org (オープンオフィス)
ビジネスにおける必携ソフトといえば現在の主流はマイクロソフトオフィスですが、あまり頻繁に利用することのないユーザーにとって高価な同ソフトを購入するべきか否か、判断に悩むところです。ここでは無料で使用できて、マイクロソフトオフィスとも互換性のあるオフィスソフトをご紹介します。このソフトは元々サンマイクロシステムズが提供する「スターオフィス」という名の市販品でしたが、現在はオープンソースと呼ばれる形態で開発・配布が続けられており、世界中の高い技術を持った有志の皆さんのご尽力で日々進化しているものです。表計算やワープロ機能も充実していて、マイクロソフトオフィスでできる一般的なほとんどのビジネス作業をこのソフトウェアでこなすことができます。知人からのメールに添付された.xlsや.docファイルを開くためだけにマイクロソフトオフィスを買おうかと、お悩 みの方には最適ではないでしょうか。ダウンロードは以下のリンク先より(日本語)〓



http://ja.openoffice.org/



CD作成、インターネットラジオ: iTunes (アイチューンズ)
iPodをご利用の方ならすでにご存じの、アップルコンピュータ社製ソフトウェア、iTunes。ミュージックストアで楽曲をダウンロード購入しiPodに転送するという使い方以外にも、便利な機能が盛りだくさんです。iPodを持っていない方にも是非お薦めのソフトウェアです。ブロードバンドの接続環境があれば、インターネットラジオ機能で世界中の放送局が流している様々なジャンルの音楽を24時間視聴することや、ポッドキャスティングのデータを取り込んで鑑賞することができます。また、お手持ちのCDをパソコンに取り込んで、お気に入りの曲を集めた自分だけのCDを簡単に作成することも可能。一度使うと手放せなくなる、そんなソフトの一つです。ダウンロードは以下のリンク先より(日本語)。〓




写真・画像管理 その1: Picasa (ピカサ)
デジタルカメラで撮影した写真データやインターネットでダウンロードした画像など、お気に入りの画像はどのように整理されていますか?デジタルカメラに付属していた専用ソフトウェアを使用するのもいいでしょう。しかし、カメラの機種に依存せず、一つのアプリケーションで一括管理できると便利なものです。ネット検索大手のグーグルが無料で公開している本ソフトはカメラやメモリーカードを接続するだけで画像を取り込め、パソコン内のデータをアルバム形式で管理することができます。また簡単な写真の補正機能も備えており、二度と戻ってこないシャッターチャンスを充分に使い切ることができます。ダウンロードは以下のリンク先より(日本語)。〓



http://picasa.google.co.jp/intl/ja/


写真・画像管理 その2: Photoshop Album Mini (フォトショップ アルバムミニ)
こちらも上記と同種の画像管理ソフトです。カレンダー形式でパソコン内の写真を管理でき便利です。DTP(デスクトップパブリッシング)最大手のアドビ社が無料で配布しています。利用に際しては始めに簡単なユーザー登録が必要です。画面の指示に従って登録すると、指定のメールアドレスにロック解除キーが送られてきますので、それを入力すれば継続使用できるようになります。ダウンロードは以下のリンク先より(日本語)。〓



http://www.adobe.com/jp/support/downloads/psase3_download.html


パソコン同士なら通話料金も無料なIP電話ソフト: Skype(スカイプ)
ADSLや光ファイバーなどのブロードバンドネット接続環境をお持ちであれば、このソフトをインストールすることで世界中のどことでもパソコン同士無料で通話することができます。そのうえ、WEBカメラという特殊なカメラをパソコンに接続することで、お互いの画像を見ながらいわゆるTV電話として利用することも可能です。複数人でのグループ会話にも対応しており、海外の知人などと長電話するには重宝しそうです。また有料機能になりますが、日本国内で有効な電話番号を取得して固定電話などからスカイプ宛にかける(スカイプイン)やスカイプからから固定電話などにかける(スカイプアウト)といったこともできます。以下のリンク先の条件をよくご確認の上、ご利用ください(日本語)。〓





衛星からの視点で全世界を見下ろせます: GoogleEarth(グーグルアース)
知らない土地や昔行ったことのある場所を地図のうえで眺めるのが、何となく楽しく感じることがありませんか。このソフトウェアを使えば、なんと世界中のどこでも鮮明な衛星写真を使って空の上から眺めることができます。地点間の移動は継ぎ目なく連続して景色が流れるので、まるで飛行機で低空飛行しているかのようです。掲載されている衛星写真は平均1~2年前のもののようですが、あまりの鮮明さに思わず自分が写っていないか確認してしまうほどです。技術的な驚きだけでなく、ショッピングやグルメなどの実用的な情報の検索にも威力を発揮します。ダウンロードは以下のリンク先より(日本語)。〓

http://earth.google.com/




多くの動画ファイルを単体で再生できるメディアプレーヤー: GOM player(ゴムプレーヤー)
知人からもらった動画や、ネットからダウンロードしたファイルが、自分のパソコンでは再生できなかったという経験はありませんか。動画ファイルは小容量化のためにほとんどの場合、高度な技術で圧縮されています。その圧縮形式には様々なものがあり、それぞれについて専用の追加プログラムがなければウィンドウズ標準のメディアプレーヤーでは再生できません。そのような時にこのGOM playerが、お役に立ちます。このソフトウェアは多くの圧縮形式を再生するためのコーデックを既に内蔵しており、単体で多様な動画ファイルの再生をこなします。また、基本設定で動作が軽快なのも大きな特徴ですが、マニュアルでの細かい設定にも対応しており、高画質・高音質を重視した使用に対応できることも魅力の一つです。ダウンロードは以下のリンク先より(日本語)。〓


http://www.gomplayer.jp/


より安全なインターネット閲覧ソフト: Mozilla Firefox(ファイヤーフォックス)
インターネットの閲覧といえば、無条件でインターネットエクスプローラー(以下IE6)を利用されている方が多いでしょう。ウィンドウズに初めからインストール済みで、多数のホームページがこのIE6による閲覧を想定して設計されている現状においては、よほどの理由がない限り、敢えて別の閲覧ソフトを選ぶ意味はないようにも思えます。しかし、IE6は普及率が高すぎるが故に悪意を持ったプログラマーによって、わずかな設計上の脆弱性を狙った攻撃のターゲットとなりやすいのも事実です。スパイウェアなどはIE6の機能の一部を利用して、ユーザーに気づかれないうちにパソコンに進入してくるものも多く存在します。そういったリスクを回避し、またIEにない機能を利用したい方には、このFirefoxがお薦めです。ダウンロードは以下のリンク先より(日本語)。



http://www.mozilla-japan.org/products/firefox/


その他同様に、IE以外の閲覧ソフトとして軽快な動作でも有名なOpera(オペラ)や、セキュリティ対策を強化しタブ機能も追加されたインターネットエクスプローラーの最新版(InternetExplorer7)も、それぞれ無料で利用することができます。いろいろ試して、一番使いやすいWEBブラウザを選んでみてはいかがですか?〓



パソコン内部のファイルを素早く検索!: グーグル・デスクトップ検索、ウィンドウズ・デスクトップサーチ
昔の写真やメールなどパソコン内のハードディスクに保存されているデータをいざ探すとなると、意外とたいへんなことがありませんか。『
世界中の情報をアクセス可能に、そして利便性を高める』を使命とするネット検索大手のグーグルが提案した「デスクトップ検索」は、インターネットなど外部の情報を検索するのではなく、自分がすでに保有している情報へのアクセスを容易にするというアプローチで作られたものです。ファイル名称だけでなく、指定の語句を含んだファイルを瞬時に表示してくれます。検索可能なファイルも幅広くマイクロソフトのオフィス書類、アドビのPDF形式、メールの内容やWEB閲覧のキャッシュデータ(過去の履歴)まで検索してくれます。検索以外にも多数の機能を持っており、ビジネスシーンでも重宝することでしょう。ダウンロードは以下のリンク先より(日本語)

http://desktop.google.com/ja/?utm_source=ja-et-more&utm_medium=et&utm_campaign=ja


同様の機能を持つデスクトップ検索ソフトウェアをマイクロソフトも提供しています。一般ユーザー向けにはMSNサーチなどが同梱されたセット「
MSN サーチ ツールバー with Windows デスクトップ サーチを標準として推しているようですが、デスクトップ検索の機能だけが必要であれば、シンプルな単機能版のWDSをお勧めします。元はといえばグーグルの動向に刺激を受けて作られた後発の製品ではあるものの、Windowsのメーカーならではのシステムとの親和性や操作感はさすが。〓


-ご利用にあたっては該当のソフトウェアをご自身でパソコンにインストールする必要があります。
-ウィルス対策ソフトなどシステムに常駐するタイプのアプリケーションは、同種のものを重複してインストールした場合、システムに不具合を起こすことがあります。新しいソフトウェアをインストールする際には、すでにインストールされているものがないことを確認してから作業するようご注意ください。
-ご使用中のパソコンの環境によっては、稀にプログラムがうまく動作しないことがあります。ソフトウェアをインストールする前にそれぞれの動作条件・利用規約をよくお読みください。私が動作を保証するものではありません。

2007年1月29日月曜日

到底Vistaはのりませんが

2006年末に、中古のIBM NetVistaとナナオの15インチ液晶ディスプレイFlexScan L365とがセットで15,800円にて販売されていたのを見つけ、勢いで購入してしまいました。
ロースペックなマシンを、それなりに使えるよう設定するという行為は暇つぶしにはもってこいで、本ブログもその復活PCから投稿しております。到底WindowsVISTAなどは動作するはずもありませんが、インターネットラジオを聴きながらメールやWEB閲覧をする程度ならこれで十二分。まぁ、わかってはいても光学ドライブがCD-ROMだったりUSBがVer1.1だったりといったあたりは若干残念なところではあるんですが、、、。

OSなしでの販売のため未使用のパッケージ版SP無WindowsXPをインストールしてたところ、さすが標準仕様のビジネスPCだけあってドライバ類の設定はほぼ不要で機嫌良く息を吹き返しました。後は、自らのフラシーボ効果を期待してレノボのHPへいき機種別のドライバアップデートとインテルのHPでチップセット、グラフィック周りのさらに新しいドライバがないかを確認してOSのインストールは終了。
Windowsの設定では、サービスのThemeや各種視覚効果をオフにしてUIをWindowsスタンダードへ変更。リソースの節約に励みます。ウィルスソフトはライセンスに余分のあるソフトウェアが手元になかったこともあり、マイクロソフトから案内をもらったWindowsLive OneCareBetaを試しに入れてみることにしました。2007年3月からは有償になるらしいので短期間しか使えないなと思いつつも、どこかで未来の片鱗を感じさせてくれるような煌めきはないものか試してみたいと思います。

今回が初投稿の本ブログ。自らの忘記録的意味合いも強く、他の方が読まれておもしろいと感じていただけるか全くもって自信がありませんが、力まず気長にやっていくつもりですのでよろしくお願いいたします。

さて今回の話題となったIBM製ビジネス向けスリム型PCNetVista 6843-62J本体の詳細は、以下のようなものです。〓

NetVista M42 Slim
モデル6843-62J(2002年10月モデル)
OS初期導入OSなし
サポートWindows 98 Second Edition , OS/2 Warp 4, Windows XP Professional, Windows XP Home Edition, Windows 2000 Professional (SP2), Windows NT Workstation 4.0 (SP6)
プロセッサーCeleron(R) 1.3GHz
チップセットIntel 810E2
主記憶(RAM)容量(標準/最大)384MB
メモリータイプSDRAM(PC133)
キャッシュ256KB(CPUに内蔵)
メモリー・スロット(空)2(1)
補助記憶装置FDD3.5型(1.44MB/1.2MB/720KB)
HDD40GB
CD-ROMCD-ROM(読込み最大24倍速)
ビデオシステムビデオ・メモリ8MB/11MB
サブシステムDirectAGP対応 (チップセットに内蔵)
解像度640X480(1,677万色),800X600(1,677万色),1024X768(1,677万色),1280X1024(1,677万色),1600X1200(256万色)
ディスプレイタイプ-
マルチメディア音源Sound Blaster Pro互換(オンボード)
マイク/スピーカー-/内蔵スピーカー(モノラル)
通信機能モデム機能(データ速度/FAX速度)-
イーサネットWake on LAN対応イーサネット 100Base-TX (10Base-Tにも対応)をオンボード
ワイヤレスLAN-
オプションスロットISA(空)-
PCI(空)2(2)※1つは106mm(W)x175mm(D)以内、もう1つは85mm(W)x128mm(D)以内
ISA/PCI(空)-
その他インターフェースポートシリアル:RS-232C D-SUB 9ピン(16550A互換) x1(オス)、パラレル:セントロニクス準拠 D-SUB 25ピン(ECP/EPP) x1(メス)、マウス・ キーボード:PS/2タイプ、100Base-TXイーサネット(RJ-45) x1、ディスプレイ:アナログRGBミニD-SUB 15ピン(メス)及びデジタル DVI-D 24ピン(メス)、9512DB0用電源コネクター、USB1.1x4(前x2、後x2)、ヘッドフォン(前)/マイク(前)/ライン入力(後)/ライン出力(後)ジャック各1
ストレージ・ベイ3.5インチ・ベイ2(0) (HDD/Slim FDDで使用済)
5インチ・ベイ1(0) (Slim CD-ROMで使用済)
供給電源AC 100V(50/60Hz)
消費電力標準/定格30W / 最大 90W / 2.8W (電源Off時)/エネルギー消費効率 R区分0.0010
サスペンド3.1W
本体幅(mm)92
奥行き(mm)260
高さ(mm)315
重量(kg)約5.4(出荷時構成)
キーボードOADG準拠109キー・キーボード
マウス2ホイールマウス
付属品
□ システム装置本体

□ 本体の電源コ-ド(3ピン)、および 接地端子付き電源プラグ(2ピン)
□ キ-ボ-ド
□ ホイール・マウス

保証情報本体保証期間初期不良のみ